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飲酒運転根絶フォーラム2026 ーいのちの音 心の声ー 活動報告

2026年2月9日、福岡市のなみきスクエアにて開催された「飲酒運転根絶フォーラム2026」に出席いたしました。
本フォーラムは、NPO法人はぁとすぺーすさん主催で、2/9は代表の山本美也子さんのご子息、山本寛大くんの命日でもあります。
壮大なステージを真っ直ぐみつめる美也子さんの眼差しから、寛大くんへの想い、飲酒運転根絶へ向けた15年の軌跡と、強い祈りがうかがえ、改めて、そのバトンをしっかりと受け取り、会場の参加者全員が決意を新たにする時間でした。
ステージプログラムは、アーティストの川嶋あいさんによるライブや対談、そして次世代を担う若者たちの真っ直ぐなメッセージを通じ、飲酒運転のない社会の実現を強く訴える内容でした。
HEARTFULLメンバーで参列し、飲酒運転撲滅を訴える活動をしているグループとして、また、「いのちのこえ」を届ける活動に携わる者としても、非常に意義深い時間となりました。
当日のプログラム
フォーラムは、地元の高校生たちによる躍動感あふれるパフォーマンスから幕を開けました。
• 14:00… オープニング
(博多高校 書道部・和太鼓部 / 城東高校 応援指導部の皆さん)
• 14:35… 来賓者あいさつ
• 14:40… 若者たちからのメッセージ
(東区生徒会交流会による発表)
• 14:55… 海外の飲酒運転根絶の取組み
(東海電子株式会社 代表取締役 杉本哲也 氏)
• 15:10… 川嶋あいさん対談テーマ:「いのちの音 こころの声」
• 15:45… 川嶋あいさんライブ
• 15:58… 主催者あいさつ
非常に学びの大きな時間でした。その内容を共有します。
世界と日本の現状:テクノロジーによる抑止
東海電子株式会社・杉本氏によるセッションでは、テクノロジーを駆使した海外の先進的な取り組みについて、具体的な統計とともに共有されました。
• 痛ましい数字:
世界では毎年100万人が交通死亡事故で亡くなり、その4分の1にあたる25万人が飲酒運転によるものです。日本国内においても年間約140件、計算上は「3日に1人が飲酒運転で命を落としている」という過酷な現実があります。
• アルコールインターロックの法制化:
欧米(アメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパ諸国)では、飲酒検知をしなければエンジンがかからない「インターロック」の導入が進んでいます。特に違反者に対しては、装着を免許保持の条件とする厳しい措置が一般的です。
• アジアの動向:
台湾では2021年に法制化され、韓国においても今年2026年に法制化が予定されています。
1950年からフォーラムを継続しているポルトガルの事例など、政策と市民活動が連動する海外の仕組みには、飲酒運転撲滅条例を持つ福岡県としても学ぶべき点が多くありました。
結びに:次世代から受け取ったバトン
今回のフォーラムで最も心を打たれたのは、未来への希望とパワーに満ちた高校生たちの姿です。
まだお酒を口にしない、真っ白な心を持つ彼らの訴えを、私たち大人が真摯に受け止め、社会へと繋いでいかなければなりません。
「耳をすませば、聞こえてくるはず 大切な命の鼓動と、切実な心の声」
このテーマを胸に、飲酒運転を根絶する社会を目指し、私たちは一人ひとりが声を上げ続ける必要があります。
日々の選択の中で、誤った判断によって悲しむ人を二度と生まない世の中にするために。
私たちの届ける言葉が、誰かの選択を変え、人生を守るきっかけになるかもしれない。その可能性を信じ、私たちとしても、一歩ずつ歩みを止めることなく活動を続けてまいります。

















