司会者事務所 Office AYANA

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【代表コラム】13年目の現在地。「とにかく仕組み化」とAIの対話で見つめ直す、生涯現役への土台

「いつまで走り続けるの?」

ふとした会話の中で、そう尋ねられることがあります。 放送局を離れ、フリーランスのアナウンサー・司会者としてマイクを握り続けて13年。目の前の現場に全力を注ぎ、地域の皆様やクライアントの想いに寄り添い、様々な社会貢献プロジェクトにも携わらせていただいてきました。

がむしゃらに駆け抜けてきた日々に後悔はありませんが、先月、複数のプロジェクトをリードする中で、「自分ひとりの力で背負い続けること」の限界や重みを感じ、立ち止まりそうになる瞬間がありました。

そんな私が出した答えは、シンプルでした。 「まだまだ走りたい。おばあちゃんになっても、言葉を届ける現場に立ち続けたい」。

福岡のアナウンサー・司会者 平野綾菜が、パリの香水店で横向きに立ち、上を見上げている様子(モノクロ写真)

生涯現役で走り続けるために、今わたしが最優先で取り組んでいること。それが「仕組み化」です。

◆ AIとの対話、そして「耳からのインプット」が広げた時間軸

最近は、AIを思考の壁打ち相手に迎え、これまで経験や感覚に頼ってきた仕事のプロセスや事業の土台を、一つひとつ解像度高く見つめ直す時間を設けています。テクノロジーと対話し、言葉のプロとしての価値をどう社会に循環させていくか。

また、日々の作業や現場レポートに追われ、どうしても読書時間が取れないことが長年の悩みでしたが、昨日から思い切って「Audible(オーディブル)」を導入してみました。

運転中、家事の合間、現場への移動中。 耳から流れてくる言葉を受け取った瞬間、まさに「自分の時間軸が2倍になった」ような衝撃を受けました。ラジオの温かさとはまた異なる、「学び」に特化した濃密なインプットの心地よさに感動しています。

◆ 「人」を責めずに「ルール」を責める──安藤広大著『とにかく仕組み化』

そのAudibleで最初に聴き進めているのが、安藤広大さん(株式会社識学 代表取締役社長)の著書『とにかく仕組み化――人の上に立ち続けるための思考法』(ダイヤモンド社)です。

リーダーとして今月、強く肝に銘じている言葉があります。

「人ではなく、仕組みを見る」 「人は責めずに、ルールを責める」

個人のモチベーションや属人性に頼るのではなく、全体の利益のために正しく線を引き、仕組みを整えること。

そして、深く胸を突かれたのが、プロフェッショナルの在り方についての次の一節でした。

マラソンをしている人に「ゴールまでタクシーで行けば?」と言うでしょうか。魚釣りをしている人に「スーパーで魚を買えば?」と言うでしょうか。それくらい、ピントがズレていることに気づかないといけません。人間は、人間である限り、ずっと満たされることはありません。満足した瞬間というのは、成長が止まるときです。

どんな仕事でも、プロフェッショナルは飽きることがないと言います。「極めた」と思ったら、また次の景色が見えてきて、「まだまだこんなものじゃない、上には上がいる」と思い続ける。 どんな仕事も、やり続けると常に新発見があり、壁が現れます。それは、仕事をすることで解像度が高くなるからです。 だから、常に満たされない「危機感」と、最後まで仲良く付き合わないといけないのです。

(『とにかく仕組み化』より抜粋・要約)

◆ 健全な「満たされなさ」とともに、築き直す9月

「もっと上を目指したい」「まだ見ぬ景色を見たい」。 仕事への解像度が上がったからこそ現れる壁を前にして、常に満たされない危機感を抱くこと。それは決して苦しいことではなく、プロとして成長し続けている証なのだと、背中を力強く押されました。

これまで築いてきた13年の土台を見直し、より強固な仕組みへと築き直す9月。 真の価値を届けるべき方々へ届けるために、目の前のタスクと向き合いながら、一歩一歩進んでまいります。

皆様は今、どんな仕組みでご自身やチームの未来を切り拓いていらっしゃいますか?


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