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【代表コラム】【伝え方レッスン】「ごめん」が薄いと感じる理由とは?地雷を踏まない大人の謝罪テクニック

こんにちは。言葉を届ける仕事をしている、フリーアナウンサーの平野綾菜です。
謝るとき、あやまられるとき。なんだか言葉が「薄い」と感じた経験はありませんか。
実はそれ、あなたが思い描く「謝罪」の理想が高いからかもしれません。悪いことではなく、それだけ相手と真剣に向き合おうとしている証拠でもあります。
「退職代行」ならぬ「謝罪代行」があったら頼みたい、なんて声を聞くこともあります。大人になってから「自分の非を認めて人に謝る」というのは、それだけ大きなエネルギーが要り、ハードルが高いことなんですよね。
喧嘩する子どもたちには「ごめんねは?」とすぐ言うのに。大人の階段をのぼるほど、そのたった3文字の言葉を発するのに、あれこれ迷って難しくなるから不思議です😟
謝罪は、こじれた関係を改善する最大のチャンスになることもあれば、一歩間違えれば関係をさらに悪化させてしまうこともあります。
そこで今回は、言葉を届けるプロの視点から、相手の心に誠意がしっかり伝わる「大人の謝罪のコツ」を3つお伝えします。
1. 「〇〇だとしたら」という仮定法は使わない
「もし不快にさせたとしたら、ごめんなさい」
これ、無意識に言っていませんか。
言われた側は「自分は悪いと思っていないけど、あなたが怒るから謝るね」というニュアンスを受け取り、火に油を注いでしまいます。
「不快な思いをさせてしまって、ごめんなさい」と、仮定ではなく事実として言い切ることが大切です。
2. 「何に対して謝っているのか」を言葉にする
ただ「ごめんね」「悪かった」と繰り返すだけでは、その場しのぎの薄い言葉に聞こえてしまいます。
「昨日はあんなキツい言い方をしてしまって、ごめんなさい」 「約束の時間を守れなくて、ごめんなさい」
このように事実とセットで謝ることで、相手は初めて「自分の痛みを分かってくれた」と感じられます。
3. 言い訳は謝った後に、少しだけ
「でも、あの時は余裕がなくて」と理由を言いたくなる気持ちは誰にでもあります。ただ、謝罪と同時に理由を並べると、すべてが自己保身の言い訳に聞こえてしまいます。
まずは相手の感情に寄り添って謝る。事情を伝えたいときは、相手が落ち着いてから「実はこういう理由があったの。これからは気をつけます」と、未来への改善策として控えめに添える程度にしましょう。
「ごめんなさい」と頭を下げるのは、相手に負けることではありません。大切な人との関係を守るための、勇気ある行動です。
言葉の選び方を少し変えるだけで、あなたの誠意はぐっと伝わりやすくなります。
前回の「自分の気持ちの伝え方」のレッスンとあわせて、心に留めておいてくださいね。
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